東京都内のタクシー乗務員の求人への応募者は、タクシー乗務員未経験者であることが多いので、まず入社後に第二種免許の取得に向けたサポート制度が整備されている場合が多いです。また、乗務員に必要な知識を習得するための、社内研修カリキュラムも整備されている状況のようです。これらの情報は、タクシー事業者のインターネットホームページを見ることで、情報を収集することができます。また、勤務予定地も重要で、新人タクシー乗務員としては、行き先が多種多様な都心エリアなのか、駅と自宅の往復といった運転経路が定まった乗客が多い郊外エリアか、という点も応募の際のポイントとして挙げられます。
東京都内のタクシー乗務員の求人に応募する前に、23区内またはそれ以外の地区のどちらの勤務地を選ぶのかは、給与の水準の面からも熟慮すべきポイントとなります。ちなみに、同じ東京都内であっても、営業区域というものが設定されており、それぞれ、東京都特別区・武三交通圏、北多摩交通圏、南多摩交通圏、西多摩交通圏および島しょ区域となっています。タクシー乗務員はこの営業区域に基づく道路運送法第20条の規定、乗車場所または降車場所のどちらかは営業区域内であることを必ず守らなければなりません。よって、自身の営業可能エリア外でお客さまを乗車させ、同様に自身の営業可能エリア外で降車させるのは、やってはならないルールとなるので、必ず覚えておくようにしましょう。